おいしい魚料理が食べられるお店は海の近くや市場の近くのイメージでしたが、それは大きな間違い。
このお店の向こう側には広く田んぼが並んでおりました。
今回レポートするのは、「定越食堂（さだごえしょくどう）」さんです。
「定越食堂」とは
「定越食堂」の雰囲気
今までの定食を越えていくから定越食堂、なのだそうです。
まず、看板やのれんにあしらわれている店名のフォントやロゴがおしゃれです。
定食屋、食堂というとおじさまが多いイメージ。しかし、ここ定越食堂さんは女性客も多く、店員さんはTシャツに黒のキャップといういで立ちで、食堂というよりカフェという雰囲気でした。
席はカウンター席、テーブル席、お座敷席があり、席のタイプも色々なので、ひとりでも入りやすそうです。
お店のホームページに店内VRがあり、中の様子を知ることができます。このあたりも今までのことを超えていますね。
支払いは現金のほか、各種クレジットカード・電子マネーにも対応しており、個別の会計にも対応してくださいました。
「食堂」というと昭和なイメージが強かったのですが、定越食堂さんは、色々なことがアップデートされた食堂でした。
「定越食堂」のメニュー
その日の仕入れで最高の定食が提供できるように、メニューは毎日、日替わりにしているそうです。朝10時ごろにホームページで発表しているので事前にチェックできます。
定越食堂さんでは、ぶりの藁焼き（ぶりわら）が名物のようです。そういえば、お店の外に藁がたくさん積んでありました。調理場では白い煙が立ち込めているので、みなさん藁焼きを注文しているのでしょう。
ぶりわら以外にも魅力的なメニューがあるので、選ぶのにとても迷いました。
この日は開店と同時に入店したおかげか、数量限定のメニューを注文することができました。限定1、というメニューもありましたので、お目当てのものがある方は早く来ないと無くなってしまいますね。
ぶりわら定食
名物のぶりわらです。ぶりは新鮮でくさみもなく、でも脂がのっていてツヤツヤ。藁焼きの香ばしさが食欲をそそります。
つまがにんじん、大根、かいわれ、しそ、スライス玉ねぎ、と種類が多いです。
薬味もわさびやニンニク、塩とポン酢も添えられており色々な味を楽しめました。
藁焼きセット定食
ぶりの藁焼きも美味しそうだけど、かつおの藁焼きも気になる！
という方にうってつけなのがこちら。お客さんの気持ちをよく分かってらっしゃいます。
2種の藁焼きが味わえる嬉しいメニューですね。
ぶりかま塩焼き定食
魚料理に自信があるお店は、もちろん焼き魚もおいしいのです。「かま」とはえらの下側の部分で、数量限定。
皮はパリッと焼かれていて、身は厚くふわっふわ。粗目の大根おろしのシャキシャキした食感が、ふわっとしたぶりの身と相性が〇。ほんの少しお醤油をたらした大根おろしとレモンで、ジューシーだけどさっぱりとした味わいでした。
さばのみそ煮定食
味噌の味が染みていて骨までやわらかいのですが、身はぼろぼろしないちょうどいい硬さ。厚みもあって食べ応えがある大きさ。さばでお腹いっぱいになりそうでした。
気になっていたぶりわらを「ちょっと盛り」でセットにできるのがうれしいですね。
本日のお味噌汁は「とん汁」。具だくさんで、ほんのりと柚子の香りがしました。
また、お店特製のふりかけも添えてありました。ニンニクが効いている高菜がメインで、ごはんを残さず食べることができそうです。
それにしても、どの定食も主菜が「ドンっ」と大きかったのが印象的でした。
「定越食堂」こんな方にオススメです！
- お友だちと
- 家族と
- おひとりで
- おいしい魚料理が食べたいときに
子どもがなかなかお魚を食べないので食卓ではあまり出ないから、たまには大人同士でお魚を食べたいな。と思っている方は、是非ここでおいしいお魚を召し上がってください。
「定越食堂」へのアクセス
住所は、つくば市金田2144-2。桜中学校の前の坂道を下りていったところです。
駐車場は10台分ほどありますが、席数のわりに停められる数が少ないので乗り合わせで来るのがよさそうです。
もし満車の場合は、お店の方に声をかけて指示に従ってください。
また、この3月から席の確保のためEPARKを導入したとのことです。
詳細はお店のホームページをご確認ください。
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